胆石症は手術すべき?発見できた場合の対処法

人間ドッグなどで、よく胆石症が見つかることがあります。この場合は無症状で、先生からも珍しいことではありませんと言われ、そのままにしておいても一生何も感じない人もいれば、胆石が動いてある日突然激しい痛みでのた打ち回るほどになる人もいますが、その可能性の方が少ないとも言われます。治療した方がいいのかどうか迷いを抱えることになります。
無症状のうちにであれば術後の回復が早く身体にも負担の少ない内視鏡での手術ができるのですが、一旦、症状が出てしまうと、開腹手術になります。特に手術したからと言って、格別な副作用はなく、中には胆道が狭くなる人もいますが、一年に一度の健康診断を超音波で受けることで、対応ができます。爆弾を抱えているより、早めに内視鏡で手術をした方がいいかもしれません。
胆嚢を取るわけですから、その後の影響はと心配になるところですが、一定の年齢以上の人の胆嚢はあまり機能していないので、取っても不都合はないとのことです。術前の検査が厄介ですが、入院は五日程。その後は検診に2回。中には胆嚢の壁が厚くなってがん化することも皆無ではないので、症状の出る前に内視鏡での手術をしてもらうのがいいでしょう。